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2008.08.30 (Sat)

「囚人が見た虹の色は、」ルルライSS

秘技!!日付誤魔化し!!←


書き終わったのが4分過ぎてからだったのでセフセフですよね!?(言い訳


共通テーマお題「雨と傘」多ジャンル連続うp企画第二段、ルルライでした!!
むしろライルル…orz
どこで間違ったんだろ。

お次はシゲサトかな。
頑張らねば!!www



BL色強め?です。苦手な方は即リターンしてください!!


では、平気な方は続きからどうぞ=3

【More・・・】



灰色の空から、灰色の雨が降ってくる。僕は其れをいつもの公園のベンチでぼんやりと見ていた。濡れるけれど、気にしない。というか、気にならない。
公園の遊具で遊んでいた子ども達が、急いで屋根のある処へ走っていった。

僕も、行かなきゃ。学園に、戻らなきゃ。

けれど、此処から動くのも億劫で。どんどん体が冷えていくのが分かる。ふむ、このままだと風邪になるかな。…別にいいか。

俯くと、少し長い前髪からポロポロと滴が、色の亡い地面に落ちた。すべてのモノが色を亡くして、僕を通り抜けて逝く。

ふと、視界が陰った。振り向くと、息を切らしたルルーシュが僕の上に傘をつきだしていた。

「まったくっ…!!お前はっ、…何でっ傘っ!!」
「さしてないのかって?…持ってないからさ」

途切れ途切れになりながらも叱ってくるルルーシュに半ば呆れながら、僕は肩をすくめた。ルルーシュははぁ、とわざとらしくため息を吐いて、僕に持っていた傘を渡した。僕は其れを受け取り、立ち上がって空に広げた。視界一杯に広がった傘は、他と同様色が亡くて。

「それ…」

僕はルルーシュがさしていた傘を指差した。

「ん?これは俺のだが」
「黒い傘…。綺麗な色だね」

そう言うと、ルルーシュは理解出来ない、という顔をした。僕、何か変な事を言ったかな?

「お前の傘も黒なんだが」

え?
そう言われてもう一度傘を仰ぐ。何度見ても同じだった。

「……色が、亡いんだ」

そう言って、傘を閉じる。驚いているルルーシュの傘に入った。それに気付いたルルーシュは顔を真っ赤にして慌てている。

「なっ!?お前!!俺がせっかく持ってきてやったのに!!」
「…ルルーシュが居なくちゃ意味がないんだ。この傘だって、君が持っているから」

色がある。
傘だって服だって、僕だって。
色を亡くした僕の世界で、君だけが色を持っていた。

ルルーシュはまだ顔を真っ赤にしながら、口を金魚の様にパクパクさせている。僕は其れを見て思わず微笑んだ。
少し触れ合う肩がくすぐったい。

「か、帰るぞ!!」
「そうだね、戻ろうか」

クスクス笑っていると、ルルーシュが少し睨んで言った。




「戻るんじゃない、帰るんだ」




「……うん、」




ねぇ、ルルーシュ
僕の世界はもう少しで終わる。

なんとなく分かるんだ。


だから。

それまでは、僕の世界が終わるまでは。




君の色で、世界を染めて。





『囚人が見た虹の色は、』
(黒、それだけが)(僕の世界の色)


感想&誤字脱字指摘大歓迎ですので!!
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*Comment

♪またまたお疲れ様でした!

恥じらうルルが可愛いです!
次回作も頑張って下さい!
亜理栖 |  2008.08.31(日) 02:40 |  URL |  【コメント編集】

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